今回は、販売開始から1分で完売した超人気ゲーミングマウス、Pulsar Gaming Gearsの「Xlite V2 Wireless」を紹介します。
- プロ選手に人気なエルゴノミクス形状(ZOWIE EC-2クローン)
- 59gの軽量で、耐久性抜群
- 無線接続で、コードのストレスから解放される
- スイッチやセンサーは、拘った高性能パーツを採用
- 10,000円以下でコスパ抜群
目次
「Pulsar Xlite V2 Wireless」のスペック
本体重量 | 59g | 形状 | エルゴノミクス |
動作時間 | 最大70時間 | 接続方式 | 無線(有線対応) |
スイッチ | Kailh GM 8.0 | センサー | PixArt PAW3370 |
同封物
- マウス本体
- USBレシーバー
- アダプタ:USB Type-C to USB Type-A
- ケーブル:USB Type-C to USB Type-A
- 取り扱い説明書、シール
外見・デザイン
「Pulsar Xlite V2 Wireless」の形状はエルゴノミクスデザインとなっており、しっかりとしたフィット感を味わうことが出来ます。
1番の特徴は、軽量化に伴った穴あき構造です。カクカクした6角形の穴ではなく、縦に長い穴になっています。カラーは白を基調とし、シンプルなデザインとなっています。表面素材は、プラスティックにあるツルツルとした指触りではなく、少しのざらつきとマッド感がある素材に近いです。
外見やデザインはZOWIE EC-2そのもので、ユーザーが口を揃えていうような、クローンマウスとなっています。
裏面は、軽量化に伴い凄まじい中抜きがされています。
超軽量設計 : 59g
「Pulsar Xlite V2 Wireless」の重量は、驚きの59g。価格からは想像が付かない超軽量マウスとなっています。耐久性に関しては、全体的に硬く、落として割れてしまうような心配はありません。人気の「Logicool G PRO Superlight」よりも、表面は硬く割れにくく感じ、強い力で角にぶつけるなどしない限り、通常の使用であれば一切心配する必要はありません。
クリック・サイドボタン
「Pulsar Xlite V2 Wireless」のクリック部分には、Kailh GM 8.0スイッチを搭載してます。軽い押し心地で、しっかりとしたクリック感が特徴的です。
サイドボタンは、押し心地は軽くもしっかりとしたクリック感があります。また、大きめのボタンであるため、とっさの判断でも素早く押すことができます。ボタン下には、掴む・持つスペースが十分にあるため、誤操作でサイドボタンを押してしまう心配もありません。
サイドボタンの印象も、「ZOWIE EC-2」を思い出させます。
センサー・DPI
「Xlite V2 Wireless」のセンサーは、PixArt社の最新PAW3370センサーが搭載されており、繊細な動作が可能となります。最高20,000DPIまで設定する事ができ、最高速度は400IPS、1000hz / 1msのポーリングレートに対応しています。
Type-Cケーブル
「Xlite V2 Wireless」は、TypeCを採用しており、付属のTypeCケーブルは、柔らかいパラコードケーブルとなっています。パラコードケーブルの中では少し硬めで、開封直後は少し癖があります。反対側に曲げ使い続けていくうちに、癖は徐々に消えていきます。このくらい柔らかいパラコードケーブルであれば、有線接続でもストレスなく利用できます。
満充電時の最大連続動作は70時間です。
ソフトの使い方
「Pulsar Xlite V2 Wireless」は、専用ソフトドライバーを使用することで、詳細設定を行う事が出来ます。
キー設定
※画像をクリックすると拡大化されます。
UIで分かりやすく、どこのキーに設定するか分かります。右クリック、左クリック、ホイールボタン、サイドボタン前方、サイドボタン後方の計5つのボタンを設定する事が出来ます。また、プロファイルを読み込ませて、任意の操作を設定する事も出来ます。
下には、デバウンスを設定する事が出来ます。
デバウンス
デバウンスとは簡単に言うと、クリック入力が入るまでの遅延です。速ければ速いほどクリック入力を速く出来ますが、バグったりチャタリングなど意図しないダブルクリックの原因となる事があります。
ゲームで使う面では、多くのゲーミングマウス同様に2~4msをオススメします。
DPI設定
※画像をクリックすると拡大化されます。
「Pulsar Xlite V2 Wireless」のDPIは50~20,000まで、お好みの数値で設定する事が出来ます。DPIステージは最大4つ、1つにも変更する事が出来ます。
ライト設定
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マウス本体のライトカラー設定も、幅広いカラーバリエーションから、各DPIステージごとにお好みで設定する事が出来ます。
また、ライト表示設定は、「Steady(固定)」「Breathing(呼吸)」「OFF(オフ)」の3種類が使用でき、呼吸の速度やライトの明るさの詳細設定を行う事が出来ます。
注意点:Windows感度
※画像をクリックすると拡大化されます。
ここは基本的には数値を調整せず、そのままにすることをオススメします。Windowsそのものの、全体的なポインター感度が変更されてしまうため、一部ゲームでも感度が変わってしまいます。こちらで調整するよりも、Windowsのコントロールパネルから詳細設定を行いましょう。
「Pulsar Xlite Wireless(従来機)」との変更点
「Pulsar Xlite V2 Wireless」は、「Pulsar Xlite Wireless」の後継機モデルです。大きく改善された点は、サイドの穴を無くしたことで、より強いグリップ力ができ、バッテリーの位置を後部にすることで、マウスの全体的なより良いバランスを得ています。また、ホイールを1mm上げたことで、より使いやすいマウスホイールとなりました。
「Pulsar Xlite V2 Wireless」の最適な持ち方
かぶせ持ち
「Pulsar Xlite V2 Wireless」はエルゴノミクスデザインという事もあり、かぶせ持ちは1番手にフィット感があり、マウスの重心を固定して、しっかりとホールドする事が出来ます。また親指以外の面がマウスに触れている為、サイドボタンも簡単に押すことが出来ます。ただ、手のサイズが大きい・指が長い方であると、持ちにくく感じます。
つかみ持ち
「Pulsar Xlite V2 Wireless」のつかみ持ちは、かぶせ持ちに比べ素早くクリックする事が出来ます。右サイドのカーブした形状で、小指や薬指でしっかりとしたグリップ力もあり、手のひら(腹)でマウスを全体的にホールドする事が出来ます。指を立てる事で、自分の手のサイズに合った持ち方が出来る事も特徴です。
つまみ持ち
「Pulsar Xlite V2 Wireless」のつまみ持ちは、サイドのカーブした形状で、小指や薬指の指先に力が入れにくく、左右対称マウスと比較すると、つまみ持ちの中でも持つ部分が限られており、厳しくも感じます。私は普段からつまみ持ちでゲームをしていますが、普段からつまみ持ちの方であれば、2日も経てば違和感なく持つことが出来ると思います。
グリップテープでホールド力を向上
「Pulsar Xlite V2 Wireless」を握った際に指が滑り、指先に力が入らないようでしたらグリップテープの装着をオススメします。高品質のポリウレタン素材で、より指に力を入れやすく、マウスへのホールド感を強めてくれます。
滑り : マウスソール
「Pulsar Xlite V2 Wireless」は重量が軽く快適な滑ります。その中でも装着されているマウスソールは、滑りやすさを重視したPTFE100%が使用されているため、より快適な滑りをサポートしています。マウスソールのエッジ加工は、Corepadなどの某マウスソールと比較すると、少し甘く感じますが、実際使用すると特に引っ掛かりなど感じないため気になりません。「軽いマウス+PTFE100%」により、軽い力で快適な滑りを実現してくれます。
この標準搭載されている、Pulsar製マウスソールは高性能と感じますが、他社マウスソールにこだわりがある方は、Corepadなどの使用をオススメします。
まとめ
今回は「Pulsar Xlite V2 Wireless」を紹介しました。重量は59gと驚くべき軽さで、耐久性にも優れた、超軽量マウスとなっています。クリックやサイドボタンは、しっかりとした押し心地がありながら、軽い力で押せるため、とっさの判断にも対応する事が出来ます。センサーは、高性能なPixArt社製のPAW3370センサーが搭載されており、DPIは50~20,000と幅広い数値で設定する事が出来ます。また、専用ソフトを使用する事でライティングなどマウスの詳細設定を行う事で、お好みで使いやすいマウスにする事が出来ます。持ち方は、かぶせ持ちやつかみ持ちが快適に使用でき、つまみ持ちには慣れが必要にも感じるものの使用は出来ます。軽いマウスでありながら、標準搭載のPTFE100%のマウスソールで、ユーザーの誰もが「軽い滑り」を第一印象として持つことになります。これだけの性能を兼ね備えて、価格は1万円を切った9,780円。コスパ最強とかではなく、ゲーミングマウス業界の価格を破壊しに来てます。もし「Pulsar Xlite V2 Wireless」が気になりましたら、一度試してはいかがでしょうか?
他にも様々なデバイスを紹介していますので、少しでも参考になれば幸いです。
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