【ゲーミングマウス:塗装】好きなカラーに塗装。ロゴや模様も付けて、自分だけのお気に入りマウスの制作!

ゲーミングデバイス

ゲーミングマウスは机を綺麗に見せるものの1つですが、多くのマウスのカラーは、ブラックかホワイトです。性能や握りやすさはいいのに、「あの色があればいいのにな~」と感じたことはありませんか?今回はお好みのカラーのマウスにするための、簡単に行えるゲーミングマウスの塗装方法をご紹介します。

分解は保障対象外となります。また、行う際には機械の破損や怪我、健康被害など全て自己責任でお願い致します。

必要な物

今回はできるだけ簡易的に行うため、エアブラシなどは使用しない方法の手順でご紹介します。エアブラシをお持ちの方は、エアブラシを使用することをおすすめします。

・塗装できるスペース、塗装ブース

これを準備するのが1番難しいです。塗料の匂いは強く、近隣住民の方々のご迷惑になります。簡易的な小型の塗装ブースは安くても1万円以上ですが、匂いを外に出すので10m近くの家の方でも、塗料の匂いが気になります。塗装方法はお住いの状況によりますので、十分に注意して行うようにしましょう。

精密ドライバー
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基盤などの内部パーツを取り外すために使用します。マウスのドライバーサイズを確認しましょう。

・ピンセット

基盤の配線の取り外しに使用します。

・サーフェイサー

表面素材や塗装予定のカラーによって必要性は異なりますが、今回は下地として使用します。塗るカラーに応じて、塗るカラーが明るい色ならホワイト系、暗い色ならブラック系にすることをオススメします。

・スプレーカラー(お好みのカラー)

今回はメタルブルーを使用します。メインカラーとロゴや模様のカラーを考えながら購入しましょう。

・クリア
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表面の色がより鮮やかに、ツルツルとした仕上がりになります。

・マスキングテープ(お好みの太さ)

ねじ穴部分やライティング部分、ロゴや模様など、色を付けたくない部分にマスキングします。

・ハサミやカッター

マスキングテープを切る際に使用します。大きさは必要に応じて、切れる物であれば問題ないです。

・やすり#1000~

表面素材やコーティングによりますが、塗料が付着しやすくするために表面を軽く磨きます。また、塗装して泡のように浮き出た部分の処理に使用します。サイズは小さくても問題ないですが、使用する大きさは一枚であれば約10×15cm程度あれば十分です。1000~2000など必要に応じて購入しましょう。

・ロゴや模様(お好みで)

出来るだけ大きいサイズのロゴや模様にしましょう。キャラクターの指のマスキングは、神経を使う作業となるため、初めての方だとかなり苦戦します。ロゴはプリントしてハサミで切り取り、一度位置を確認しましょう。迷彩柄などは紙で適当に形を作り、マスキングテープで貼り付けて柄を塗装することが出来ます。

・ゴム手袋
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塗装の際に使います。塗料が手に付着してしまうと、取るに手間がかかります。

・長めの棒
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塗装する際に本体裏につけて使用します。割りばしや竹串で問題ないです。

・防毒マスク
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塗装スプレーを使用する際は必ずマスクを着用しましょう。マスクなしで塗装を行うと、めまいや肺に溜まってしまいます。

・保護ゴーグル
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塗装スプレーを使用する際は必ずゴーグルを装着しましょう。万が一目に塗料が付いてしまった場合、目に大きなダメージを与え炎症が起きる原因となります。

・買い換え用マウスソール

対応マウスの種類が豊富なCorepadや、安価なEsportsTigerがオススメです。

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分解

今回は以前軽量化させた「G-PRO Wireless」の塗装を行います。マウスによって分解方法異なりますが、基本的には裏面のソール部分にねじ穴から取り外すことが出来ます。

※G-PRO Wireless以外の方は ・塗装までスキップ

分解前にサイドボタンを取り外します。そしてマウスソールを外し、ねじを取り外します。

ねじを外すとマウスの後部が配線で繋がっていることが分かるので、ピンセットで2つの配線を外します。ピンセットで外しにくい場合は、ケーブルを傷つけないように指先で慎重に行いましょう。

バッテリーが赤い丸の部分で固定されているので、このネジを外します。

そして左右のクリック部分のねじを4つ外します。

クリック部分の固定ネジを外したら、外した方のクリック部分を上に引っ張ると、クリック部分が外れます。

外れたら更に奥にある下のねじとサイド2つのねじを外します。

 

最後に表面クリック部分上のねじと両サイドのねじを外します。

その部分を外すと、本体の基盤やクリック部分が固定されいるメイン部分がそのまま外れます。

塗装

やすりがけ

初めに表面部分のコーティングを剥がすために、やすりがけを行います。見た目は小さな傷がつきますが、滑らかになるまで削っていきます。ツルツルとした表面の場合、塗装が綺麗に乗らない事があります。

下地塗装

ライティング部分裏表や、センサー部分をマスキングテープでマスキングします。ねじ穴部分が気になる方はマスキングを行いましょう。そしてテープなどの長めの棒を付け、塗装準備完了です。自分は黒色を残したいので、最初に模様のマスキングを行いました。

吹きかける際は、20cm以上離して往復して吹きかけるのではなく、ムラが出ないように一定方向に吹きかけます。下地を吹きかけると、写真のような仕上がりになります。ぷつぷつとしたものが浮き出てましたら、乾いた後に軽くやすりをかけます。乾燥時間などは下地や環境に寄りますが、1時間程度乾燥させましょう。塗装は必要に応じて重ね塗りを行いましょう。

塗装

 

次にお好みのカラーで塗装していきます。今回はメタルブルーの単色で塗装を行います(既に黒色でマスキングしているため)。柄を付けたい方は、先にメインカラーの塗装を。そしてマスキングをして柄の色を吹きます。もしくは柄の色を吹き、乾いたらマスキングを行い、メインカラーを吹きましょう。手順はロゴや模様、カラーによって検討しましょう。

サーフェイサー同様にムラが出ないように吹きます。塗料や環境にに寄りますが、塗装後は1時間程度乾燥をさせます。乾燥後は塗装を必要に応じて重ね塗りを行いましょう。

注意点
裏面のセンサー部分を白色で塗装した場合、センサー飛びの原因となりますのでオススメしません。白色で行う場合、センサー周りをしっかりとカバー(マスキング)しておきましょう。

クリアを吹く

塗装が乾いたら、マスキングテープを剥がしてクリアを吹きます。クリアも同様にムラが出ないように吹きます。塗装は必要に応じて重ね塗りを行いましょう。

完成

分解した手順の逆のことを行い、マウスを組み立てて完成です。下地塗装を2回カラー塗装を3回クリアを1回重ね塗りを行いましたが、重量は1gの増加もありませんでした。

まとめ

今回はゲーミングマウスの塗装を行いました。手順を見ての通り塗装作業自体は簡単に行え、乾かしては重ね塗りをする繰り返しの作業となり、全ての作業は日があるうちに終える事ができます。スプレーの種類にもよりますが、私が使用したクリアは、以前のサラサラとした表面よりもグリップ力が増し、マウスが滑りにくくより握りやすくなりました。ロゴや模様のマスキングは、カクカクとしたり大きめのサイズであれば、簡単に行えます。今回自分が行った様なカーブや細かい部分を含む模様であれば、マスキングを行うのに時間を必要とします。また、万が一塗装がうまく乗らなかった場合は、数回重ね塗りをすることで均一的な仕上がりにする事が出来ます。お好みのカラーにするマウス制作、もし気になりましたら、一度試してはいかがでしょうか?

他にも様々なデバイスを紹介していますので、少しでも参考になれば幸いです。

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