PCゲームをプレイする上で、大切な道具の1つであるマウスパッド。マウスパッド1つでマウスの滑りは変化し、プレイスタイルにも大きく影響します。そんな中とあるゲームの大会で、選手が使用しているマウスパッドが話題となりました。そこで今回は、DAISOから発売されています、ハードタイプのマウスパッドを紹介します。
- ハードタイプ
- 初動からトップスピードの滑り
- 十分なサイズ感
- 湿気や手汗に左右されない
- 優れたメンテナンス性
- 税別100円でお手軽価格
目次
発端となった出来事
話題になった大会動画
昨日行われたオープントーナメント JP 🇯🇵 本戦より
ダイソーのマウスパッドを使っているとの噂 HOP e-Sports(@HOP_JPN) GABI選手のオーバークロック
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— rukumi (@4v4sa) November 27, 2022
オーバーウォッチ2の大会 オープントーナメント JPで、HOP e-Sports所属のGABI選手が、100円ショップ DAISOのマウスパッドを使用しています。100円のマウスパッドを使っているとは到底思えない、圧倒的なエイムを披露し話題となりました。
本人も絶賛
ハードマウスパッドユーザーの皆様、ダイソーのPPランチョンマット(税込110円) S tierかもしれません。
— rukumi (@4v4sa) November 10, 2022
ダイソーのPPランチョンマット(税込110円)使ってます!最強です
— rukumi (@4v4sa) November 27, 2022
どうやら使用しているDAISOのマウスパッドとは、「PPランチョンマット」のことで、GABI選手も絶賛する程、滑りの性能が良いらしいです。プラスチック製マウスパッドはありますが、表面がツルツルしているだけの物や、ザラツキでストッピング性能を付けたものが目立ちます。その様な事から、表面が滑らかでツルツル過ぎず、布の繊維の様に感じる程よいザラツキがあるランチョマットは、素早くマウスを操作するゲームでは適しているのかもしれません。
「DAISO マウスパッド」の特徴
・性能|ハイスピード系
こちらの製品は、スピード系の中でもストップピング性能を最小限に抑えた、ハイスピード系となっています。プラスチック素材を使用し、ツルツルとした表面ではありますが、指の平で若干感じるザラツキがあります。マウスを振った際は、マウスを手で添えるだけで、スケートリンクの様に思いのままに操作できます。
・サイズ
サイズは48×34cm、ローセンシの方でもマウスを操作するのに十分なサイズ感です。また、向きを変えることで、縦や横の動きを重視した広さにすることで、自身のプレイに合った使い方ができることも特徴です。
湿度や手汗に左右されない
プラスチック素材であるため、湿気に左右されないことが大きなメリットの1つです。布製マウスパッドの一部は水分の影響を受けやすく、環境によってマウスの滑りを大きく変化します。しかし、プラスチック素材であれば、常にマウスパッドとしての性能を最大限発揮してくれ、パフォーマンスを安定させてくれます。
・ソール(裏面)
本来はランチョマットですので、マウスパッドのような滑り止め機能はありません。同じくDAISOで販売されている滑り止めシールや、両面テープなどを貼る事で、裏面のグリップ力を付けれます。これらを使用すれば、激しい操作でもズレることはありません。
裏面の商品詳細シールを剥がす際、シール剥がしやアルコールを付けると塗料まで落ちてしまうので注意しましょう。
販売されている場所
DAISOの店舗であれば、どこでも簡単に購入できます。「PPランチョンマット」は、キッチン用品が置かれている場所にあります。デザインは、グリーンホワイト×オリーブ、木目調とオリーブの2種類があります。
実際に使用して
滑り | 比較
こちらは布製マウスパッドと比較した映像となります。今回は人気が高い ZOWIE G-SR-SEと比較をしています。G-SR-SEはハイスピード系とは異なったバランス系に部類されますが、映像からも分かる通り、DAISOのマウスパッドは、初動からトップスピードで滑ります。
ゲーム
滑りやすさに特化したマウスパッドのため、素早い操作を要求されるゲームで効果を発揮すると感じました。ゲームタイトルでは、OverWatach2、APEX Legend、Call of Duty、GUNDAM EVOLUTIONなどでは、非常に扱いやすかったです。しかし、ミリ単位の繊細な操作が要求されるVALORANTやCSGOでは、手の力だけで標準を止めるシチュエーションが数多く行うため、手の疲れが目立つようにも感じました。
メンテナンス性
プラスチック素材で湿気の影響を受けない事はもちろん、皮脂汚れや飲み物をこぼしてしまった場合でも、タオルで拭き取るだけで綺麗にできます。手汗などが酷い場合や夏などの手や腕が汗でベタベタしてしまう様であれば、マウスパッド上に水分が残りやすいため、汗による滑りが目立つようであれば、アームカバー等の使用の検討も必要です。
使用感はあのマウスパッド
使用感は、あの雲のロゴが特徴でVer 3.0などがある某ガラス製マウスパッドとも言われています。試用で少し触ったことがありますか、それよりも引っ掛かりがなく滑り、より手でマウスを操作できるプレイスタイルをできることが最大の特徴だと感じました。
PTFEソールとの相性
ガラス製とプラスチック製マウスパッドは、表面硬度が高い事から、マウスソールの劣化を早めてしまいます。劣化具合に関する正確なデータは現在計測されていませんが、布製マウスパッドで使用した時に比べ、1/2~1/3程度の耐久性になると推定されます。また、PTFEソールよりも硬度が高いガラス製マウスソールやサファイヤ/ルビー製マウスソールを使用すると、ガラス製とプラスチック製マウスパッドの表面に傷を付け、大きな破損に繋がりますので十分に注意しましょう。
まとめ
今回は、「DAISO PPランチョンマット」をゲーム用途で使用するマウスパッドとしてレビューしました。プラスチック製ということもあり、普段使用している布やポリエステル素材とは違い、スピードに最大限特化した製品となっています。また、安価で全国のDAISOの取り扱い店舗で手軽に購入することができるので、ハードマウスパッドを好むユーザーの方はもちろん、これからの購入を検討している方にも、1度は使って欲しい製品です。
この記事が少しでも参考になりましたら幸いです。
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