【マウスパッド】湿気と劣化から守る方法8選。プロも行う、性能を保ちパフォーマンス向上、綺麗に使い続ける重要ポイント!

ゲーミングデバイス

PCゲーマーにとって、マウスパッドの湿気や劣化は敵です。特にその日の天気や環境によって、左右されやすい湿気は、パフォーマンスに大きく影響し、湿度が高い梅雨の時期はたまったもんではありません。湿気に弱い機材はドライボックスに収納し、レビューや検証を行うにつれて溜まっていくマウスパッド。横幅が広くてサイズが大きいマウスパッドは、行き場を無くしている状態でした。そこで今回は、ゲーミングマウスパッドの湿気や劣化を防ぎ、性能を保ちながら綺麗に使い続ける方法を紹介します。プロゲーマーも考慮する湿気に対する意識1つで、ワンランク上のエイムを手に入れましょう。

湿気による影響

分かる人には分かる湿気の影響。勝敗を左右すると言っても過言ではなく、マウスパッドの上でマウスが滑らないほどの影響です。それもそのはず、基本的にマウスパッドは布製で、本来乾燥している柔らかい布の繊維が、水分を吸収し繊維が重く太くなり、引っ掛かりが出来ることによりマウスが滑らなくなります。では、この湿気にどのように対応すればよいのでしょうか。

湿気・劣化対策

・保管場所の見直し

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ゲームをしない時も、1日中マウスパッドを机の上に置いていませんか?それが原因でマウスパッドが湿気の影響を受け、劣化を加速させているのかもしれません。使用していない際は、ズボンやスカート用ハンガーでマウスパッドを挟み、乾燥剤を置いたクローゼットで保管することをオススメします。クローゼットにスペースがない方は、乾燥剤を入れた段ボールなんかも良いでしょう。モニターの段ボールなどは大きく、シワにならない平らで取り出しやすく便利でした。

・除湿

地域によっては部屋全体が湿気で酷く、ゲームをプレイ中、マウスパッドが徐々にべたべたしていく、そんな思いをする方も少なくはないでしょう。そんな方は乾燥剤を部屋に置き、除湿器やエアコンの除湿機能を使う行うことで、湿度を大幅に軽減することが出来ます。除湿を付けるだけでも、ジメジメとしていた部屋から解放され、マウスパッドのべたつきやマウスの滑りも軽くなります。ZETA DIVISION所属のcrow選手は、湿気対策で除湿器を2台常に稼働していると配信で語られていました。

・アームカバー

白熱する試合では、手や腕に汗をかきべたつやすい方もいます。そんな方はアームカバーを使用する事をオススメします。腕の皮膚とマウスパッドの接触を最小限に抑えることで、汗のべたつきと湿度による影響を大幅に軽減する事が出来ます。特に汗がかきやすい暑い時期の夏は、アームカバーを付けるだけで、マウスパッドのべたつきから解放されます。

また、接触面を少なくすることでマウスパッドの寿命を延ばし皮脂が付きにくいためクリーニングの頻度を減らす効果もあり大変優れています。

アームカバーの選び方やおすすめ7選を、下記の記事で詳しく解説していますので、是非チェックしてください。

・ドライヤー

ドライヤーを使用し、マウスパッドの表面に付いている水分を飛ばします。軽く当ててあげるだけでも効果があり、ちょっとした湿気程度であればこれ1つで解決します。梅雨の時期、除湿しても部屋のべた付きが治まらない時に、ドライヤーも使用することで、本来の性能を取り戻す事が出来ます。ドライヤーを当てる際は、熱風でマウスパッドの性能を劣化させないよう、十分に注意しましょう。

・窓を開ける

外は乾燥しているのに、部屋の湿度が異常に高い。そんな時は窓を開けて換気することで、部屋の湿度を一気に下げる事が出来ます。雨の日など、外の湿度が高い状態で窓を開けると、部屋の湿度も高くなるので気を付けましょう。

湿気対策:マウスパッドの見直し

・湿気に強いマウスパッド

アルミニウム、プラスチック、ガラスなどマウスパッドの素材にこだわることで、湿気の影響を最小限に抑える事が出来ます。特にオススメする湿気に強いマウスパッドは以下になります。

Artisan

多くのプロゲーマーが愛用する超人気マウスパッド。多くが湿気の影響を受けづらく、それぞれのマウスパッドは手に馴染みやすく、プレイヤースキルを最大限発揮してくれます。

EsportsTiger LingYun

耐水性に優れている素材を採用することで、湿気にも強くなったコントロール系マウスパッド。繊細なエイムを湿気程度で妨げない、そんな強みがある製品です。

X-raypad

水をはじく程の耐水性が高い素材を採用し、湿気の影響を受けづらくしたマウスパッド。コントロール系からスピード系まで幅広く展開しており、プレイスタイルに応じて選ぶ事が出来ます。デザイン性にも拘りがあるのが特徴です。

skypad 3.0

人気のガラス製マウスパッド。湿気や劣化対策の究極帯とも言え、メンテナスが簡単なのも特徴的です。操作感は布製に比べて癖があり、マウスソールの劣化も早めてしまうのが難点です。

・湿気に弱いマウスパッド

布製マウスパッドは、湿気が無ければ自身のパフォーマンスを、最大限発揮できる程の効果を秘めています。しかし、湿度が高い状況ではマウスがまるで沼地にいるかの様にマウスパッドがべた付き滑りが悪くなります。

Logicool G640

湿気の影響がなければコスパ最強、湿気があれば使いたくない、それがこのマウスパッドの特徴の1つだと感じます。素材と厚みの関係上なのか、世界中の多くの方が湿気の影響を受けたG640を使用し、悲鳴を上げています。

SteelSeries QCK heavy

厚みがありながらも反発力があるマウスパッド。その反面湿気によって、滑り具合が左右されやすく感じました。

マウスパッドを綺麗に

・コロコロ

マウスパッドを使用する前に、1度コロコロ(スローリング・カーペットクリーナー)を使用することで、表面に付いているゴミ小さな埃を取り、マウスとマウスパッドの引っ掛かりを防止する事が出来ます。また、マウスパッドが白くなる原因でもある、手や腕がマウスパッドに触れることで付く皮脂汚れも、数回コロコロするだけで取り除くことが出来ます。使用する前に1度綺麗にしているマウスパッドと、そうでないマウスパッドでは汚れの差は歴然です。

・公式推奨:軽く手洗い

もし汚れが目立ち、滑りにくさを感じたらマウスパッドを軽く手洗いすることもオススメです。特に不着して取れない皮脂汚れは、軽く手洗いをすることで汚れを落とすことが出来ます。また、万が一ジュースや飲み物をこぼした際も、繊維などが固まってマウスパッドをダメにしてしまう原因となる砂糖などを軽い手洗いで洗い流すことが出来ます。

How to Clean a Mousepad: Cloth & Fabric
This guide is an approved mousepad cleaning method from our product team to keep your gear free of dirt and grime.

QCKなどでお馴染みのsteelseriesでは、中性洗剤とブラシで洗う事を推奨しています。しかし、ブラシはマウスパッドのきめ細かい繊維を傷つけてしまうので、柔らかい筆のようなブラシや手洗いが良いでしょう。また、酷い汚れでない限りは中性洗剤なしの、ぬるま湯だけで十分綺麗になります。

手順

1.マウスパッドを洗うため、洗面所や洗面器、バケツなどにぬるま湯を貼ります。マウスパッドの本来の性能を失わないよう、水温には注意しましょう。

2.マウスパッドをぬるま湯に付け、指先の腹で優しく表面を洗います。

3.マウスパッドを濯ぎ、柔らかいタオルなどで余分な水分をふき取ります。

4.表面を下にしたマウスパッドをタオルの上に置き乾燥させます。ズボンやスカート用ハンガーなどで挟んで干すのも良いでしょう。

5.乾いたら準備OK!

まとめ

今回は、多くのゲーマーの悩みでもある、ゲーミングマウスパッドへの湿気対策と綺麗に使い続ける方法をご紹介しました。マウスパッドの使用後は机の上ではなく、保管場所を考えることで湿気や埃から守る事が出来ます。また、湿気の多い梅雨の時期では、除湿器を使用することで部屋全体の湿度を下げれます。もし除湿機能が部屋にない方は、ドライヤーで湿気によって付いたマウスパッドの水分を飛ばしてあげるのも良いでしょう。手や腕のべた付きが気になる方には、アームカバーを付けることで快適にプレイする事が出来ます。マウスパッドを購入する際も、湿気などを考慮することで環境に左右されずに、常に自身のパフォーマンスを発揮する事も出来ます。マウスパッドの汚れや埃も操作性に影響しますので、常に綺麗な状態を保っておくのもよいのでしょう。マウスパッドを整え、最高の状態でゲームをプレイしましょう。

この記事が少しでも参考になりましたら幸いです。

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