人間の情報収集の約80%は視覚に依存しているといわれており、作業効率や没入感を左右するモニターの重要性は計り知れません。今回は、薄型・軽量設計で持ち運びに優れたモバイルモニター Pixio PX160 Wave を、実際にさまざまなシーンで使用して得られたレビューをお届けします。
- 薄型・軽量設計で持ち運びに特化したモバイルモニター
- フルHD(1920×1080px)対応で、小さな文字もクッキリ見える
- IPSパネルでどの角度からでも見やすい
- 持ち運びから設置まで手軽に行える
- 選べる4種類のカラーバリエーション
目次
Pixio とは?ブランドの特徴を解説
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Pixioは2016年にアメリカでゲーマーによって設立された、ゲーミングモニターを中心に展開するブランドです。高品質な映像表現と実用的な機能性を備えながらも、誰もが手に取りやすい価格帯で製品を展開しています。人気モデルが短時間で完売することも多く、その企業努力はユーザーから高く評価され、「コストパフォーマンスに優れたメーカー」として世界中で支持されています。現在では、プロシーンで活躍する選手がPixio製品を使用するなど、確かな品質と手頃な価格の両立で注目を集めています。
Pixio PX160 Wave の特徴
| 画面サイズ | 15.6 inch | 解像度 | 1920×1080p |
| リフレッシュレート | 60Hz | パネル | IPS |
| 映像出力端子 | Mini-HDMI(1.4) Type C(USB3.1 Gen1)×2 | 重量 | 約750g(本体のみ) |
解像度|フルHD(1920×1080px)
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Pixio PX160 Wave は、フルHD(1920×1080px)に対応した高解像度表示を備えたモバイルモニターです。高解像度により、映像の細部まで鮮明に表示でき、映像体験の満足度が大きく向上します。一目で細部の情報が把握できるため作業効率が向上し、ゲームプレイでも細かなディテールまでシャープに表現できます。
IPSパネル|どこからでも鮮明な映像を
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Pixio PX160 Wave は、IPSパネルを採用しており、色彩豊かで自然な発色の映像を表示できます。
IPSパネルの最大の特徴は視野角が広く、どの角度から見ても色の変化が少ないため、画面の角度を変えても正しい色味を確認できます。そのため、サブモニターのように斜めに設置した場合でも色合いの変化が少なく、快適に使用できます。
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また、モバイルモニターでありながら明るさや色彩などの細かな調整が可能で、作業・ゲーム・映像鑑賞など用途に応じた最適な映像設定が行えます。
薄型×軽量|持ち運びに便利
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Pixio PX160 Wave は、薄型・軽量設計により、持ち運びに特化した設計になっています。
厚さは約1.1cmと、ノート1冊ほどの薄さです。
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重量は本体のみで約750gと軽量で、持ち運びにも優れています。付属の保護ケース兼スタンドを含めても、約1,100gに収まります。
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14〜16インチクラスのノートパソコンと同様に、1つのリュックに収まりやすく、持ち運びから収納までスムーズに行えます。
ケーブル1本でサブモニターに
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Pixio PX160 Wave は、USB-C接続に対応しており、USB-Cによる電源供給と映像出力が可能なデバイスであれば、ケーブル1本でサブモニターとして利用できます。
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例えば、USB-C映像出力に対応したノートパソコンであれば、USB-Cケーブルを接続するだけで簡単にサブモニターとして使用できます。これにより、持ち運び時のケーブル類を最小限に抑えることができます。
Black Equalizer|暗い部分を見えやすく
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Pixio PX160 Wave には、主にゲームプレイで活用されるBlack Equalizer機能が搭載されています。
明暗差を自動で調整することで暗所での視認性を高め、暗い場面でも敵やオブジェクトをくっきり表示します。背景に溶け込んで判別しにくい敵キャラクターも見やすくなり、瞬時の反応につなげられます。
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一部のゲームでは没入感を高めるために意図的に暗所が多用されていますが、視認できなければ情報を得られず、致命的な不利につながります。Black Equalizerを使うことで、暗いシーンでも快適にプレイできるのが大きな強みです。
フリッカーフリーとブルーライトカット機能|目の負担を軽減
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Pixio PX160 Wave は、光のちらつきを抑えるフリッカーフリー技術を搭載し、長時間の使用でも目への負担を軽減します。
液晶ディスプレイは、一般的に高速な光の点滅を繰り返して表示されています。人間が自覚できなくても、目は無意識にその変化を受け取り、疲労の原因となります。フリッカーフリー機能によりこの負担を最小限に抑え、快適に使用できるのが特徴です。
さらにブルーライトカット機能を備えた非光沢ディスプレイにより、眼精疲労や睡眠への影響も軽減できます。長時間に及ぶ作業やゲームを安心して楽しめる、目に優しいモニターです。
4種類のカラーバリエーション|インテリアにも馴染むデザイン
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Pixio PX160 Wave は、ブラック・ホワイト・ブルー・ピンクの4色を展開しています。モバイルモニターとしては珍しい、豊富なカラーバリエーションが用意されています。
部屋の雰囲気やデスク環境に合わせて選べるため、インテリアにも自然に馴染み、リビングやオフィスなどの空間にも違和感なく調和します。
2年間保証|充実した保証
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Pixioのモニターは高品質で定評がありますが、初めて購入する際には価格面から耐久性や故障を不安に感じるユーザーもいるでしょう。
Pixio PX160 Wave には2年間の標準保証が付属しています。さらにPixio公式ストアで購入することで、保証期間を3年間に延長できます。特に安心できるポイントとして、保証規定に基づきドット抜けにも対応している点が挙げられます。初期不良に対する不安を軽減できるのは大きなメリットです。
Pixio PX160 Wave を実際に使用して
作業|IPSパネルの綺麗な発色
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Pixio PX160 Wave を実際に作業用モニターとして使用しましたが、想像以上に快適に作業を行えました。コンパクトな設計のため、限られたデスクスペースでも無理なく設置できます。
画面との距離感もノートパソコンに近く、ノートPCのサブモニターとして非常に相性の良いサイズ感です。特に画面の高さが考慮されていることで目線を自然に動かしやすく、表示領域が広がることで作業スペース全体が整理され、結果的に作業効率の向上につながりました。
ゲーム|より大きな画面で楽しむ
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Pixio PX160 Wave をNintendo Switchと接続することで、携帯モードよりも発色が良く、より迫力のある映像でゲームをプレイできました。また、コンパクトなNintendo Switchとの相性が良く、旅行先でパーティーゲームとして楽しめます。
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一方で、ノートパソコンで動作する軽めのゲームであれば十分に楽しめますが、描写の激しいPCゲームでは、60Hzというリフレッシュレートが物足りなく感じます。そのため、eスポーツのように一瞬の反応速度が求められるゲームタイトルでは、用途が限定される点には注意が必要です。
映像・鑑賞 | 豊かな色彩表現
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Pixio PX160 Wave で実際に映画鑑賞を行いましたが、価格帯を考えると十分すぎるほど綺麗な色彩表現で、快適に視聴できました。価格帯から控えめな画質を想像していましたが、細部までしっかり描写され、没入感のある映像体験が得られた点は良い意味で予想を上回りました。
IPSパネルを採用しているため、画面の正面でなくても色味の変化が少なく、2人で並んで視聴する場合でも快適です。
出し入れ簡単 | 収納スペースを取らない
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Pixio PX160 Wave は常設モニターとして設置する必要がなく、必要なときだけ取り出して使える点が大きな魅力です。薄型設計のため収納時も場所を取らず、大きめのノート1冊分ほどのスペースがあれば十分に収まります。
Pixio PX160 Wave と 24インチモニター を徹底比較
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Pixio PX160 Wave を検討する際に悩みやすい「モバイルモニターと24インチモニターのどちらを選ぶべきか」について、それぞれの利用シーンを踏まえた最適な選び方を紹介します。今回は人気の高い24インチゲーミングモニター、 Pixio PX248 Wave を代表例として比較します。
下記の比較表では価格差よりもスペックやサイズの違いが目立ちますが、それぞれの特徴を理解し、用途に合わせて選ぶことが重要です。
| Pixio PX160 Wave | Pixio PX248 Wave | |
| 画面サイズ | 15.6inch | 23.8inch |
| パネル | IPS | Fast IPS |
| リフレッシュレート | 60Hz | 200Hz |
| 通常価格 | ¥23,980 | ¥26,980 |
大きく異なる主要目的の違い
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両モデルは想定されている主要な使用目的が大きく異なっており、それに伴ってスペック設計も明確に分かれています。
- Pixio PX160 Wave : コンパクト性を重視した15.6インチのディスプレイで、軽量と薄型を中心とした持ち運びに特化したモニターです。USB Type-Cに対応しており、ノートパソコンやPCモード対応のAndroidスマートフォンであれば、ケーブル1本で映像出力と電源供給が可能です。
- Pixio PX248 Wave : 性能を重視した24インチディスプレイで、高性能デスクトップPC向けに設計されたゲーミングモニターです。最大200Hzの高リフレッシュレートに対応し、グラフィックデザインにも活用できる高い表示性能を備えた、据え置き型モニターです。
選ぶならどっち?
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Pixio PX160 Wave と Pixio PX248 Waveのどちらを選ぶべきかは、使用目的によって明確に分かれます。
- Pixio PX160 Wave : 軽量・薄型設計で、持ち運びや収納のしやすさを重視するユーザーに非常に最適です。また、常設のメインモニターほどの使用頻度ではないものの、必要な時だけ使えるパソコンのサブモニターとしても非常におすすめです。
- Pixio PX248 Wave : 作業からゲームまで快適に行えるパソコン環境を整えたい、画面の見やすさやディスプレイサイズを重視するユーザーに最適です。
分かりやすく整理すると、持ち運びや設置スペースの省略を重視する場合は Pixio PX160 Wave、一方で、持ち運びを想定せず、長時間の使用を前提とする場合は Pixio PX248 Wave が最適です。どちらもコストパフォーマンスに優れているため、価格ではなく「どのように使うか」を基準に選ぶことが重要です。
Pixio PX160 Wave のOSDメニュー操作
入力の切り替え
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Pixio PX160 Wave の入力切り替えは、本体側面の電源ボタンを押すだけでディスプレイ右上に入力一覧が表示され、素早く選択できます。シンプルな操作でスムーズに切り替えられるため、複数のデバイスを接続している場合でもストレスなく使用できます。
また、OSDメニューの「入力」からも切り替えが行えます。
メニュー操作
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Pixio PX160 Wave は、本体側面のボリュームボタンを押し込むことで、詳細な設定が可能なOSDメニューが表示されます。ボリュームボタンの上下で項目を移動し、押し込みで決定、戻る際は電源ボタンを使用します。
シーン別のプリセットが用意されており、プロファイルごとに用途別の設定を保存できます。用途に応じて簡単に切り替えられるのも魅力です。
音量と明るさ調整
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Pixio PX160 Wave は、本体側面のボリュームボタンの上下を一度押すことで、明るさと音量の調整がワンタップで行えます。
ボリュームボタンの上で明るさ調整の項目、ボリュームボタンの下で音量調整の変更が簡単に行えます。
Pixio PX160 Wave の外見・デザイン
同封物
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- ディスプレイ本体
- ディスプレイスタンド(ケース併用)
- USB-C to USB-C ケーブル
- USB-A to USB-C ケーブル
- HDMI to Mini HDMI ケーブル
- 電源アダプター
外見とデザイン
正面
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Pixio PX160 Wave は、白を基調としたシンプルで洗練されたデザインのモバイルモニターです。ベゼル全体はPixioロゴを含め、シルクのような質感に仕上げられており、落ち着いた印象を与えます。
背面
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Pixio PX160 Wave の背面は、余計な装飾を省いたシンプルなデザインで統一されています。表面はややザラつきのある質感で、正面とは異なる指触りとなっています。
側面と入力端子
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Pixio PX160 Wave の側面には、イヤホンジャック、ボリューム調整ボタン、電源ボタンが配置されています。
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反対側の側面には、各種入力端子が配置されています。入力は以下の構成になっています。
- Mini HDMI ×1
- USB Type-C ×2
側面から見ても非常に薄く、余計な装飾のないシンプルで洗練されたデザインです。
スピーカー
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Pixio PX160 Wave には、背面左右に内蔵スピーカーが搭載されています。
音質は日常的な動画視聴や作業用BGMには十分ですが、背面から音が出る仕様のため、臨場感や迫力には欠けます。特に映画鑑賞やゲームプレイで世界観を存分に楽しみたい場合には、物足りなさを感じるでしょう。
音質にこだわりたい方は、イヤホンジャックを利用して外部スピーカーやヘッドセットを接続することで、より高音質な環境での視聴やプレイが可能になります。
良い点(メリット)と改善点(デメリット)
良い点(メリット)
- 薄型と軽量で非常に持ち運びやすい
- 設置も収納も簡単でスペースを取らない
- フルHD(1920×1080px)の高解像度
- IPSパネル採用で角度を変えても色変化が少ない
- 選べる4色のカラーバリエーション
- 2年間保証+公式購入なら3年保証で安心
Pixio PX160 Wave は、フルHD(1920×1080px)に対応した高解像度表示と、薄型・軽量設計を両立したモバイルモニターです。
持ち運び用途だけでなく、日常使いにおいても設置や収納スペースを取らず、出し入れが簡単なコンパクトモニターとして非常に優秀です。特にPlayStationやNintendo Switchなどのコンシューマーゲーム機、スマートフォンの画面を、少しでも大きなモニターに手軽に映したいユーザーにとって、快適に使用できる製品です。
改善点(デメリット)
Pixio PX160 Wave は完成度の高いモバイルモニターですが、用途によっては注意点もあります。
性能、価格、使いやすさ、外見を総合的に見ても、ユーザーの使いやすさを重視した設計が徹底されています。ただし、リフレッシュレートは60Hzのため、高フレームレートを重視するPCゲーム用途には向きません。
Pixio PX160 Wave レビューまとめ
Pixio PX160 Wave は、薄型・軽量で持ち運びやすく、フルHD(1920×1080px)に対応した高解像度表示を備えたモバイルモニターです。IPSパネルを採用しており、広い視野角でどの角度から見ても色彩の変化を感じにくい点も特徴です。また、用途に応じたプリセットや詳細な画質設定が可能なため、作業・ゲーム・動画視聴など幅広いシーンを1台でカバーできます。
フルHD(1920×1080px)の高解像度に対応し、薄型・軽量で持ち運びに特化したモバイルモニター Pixio PX160 Wave 、気になる方はぜひ一度試してみてください。
この記事が少しでも参考になりましたら幸いです。





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