有線にしてもゲームのpingが高い原因|Wi-Fi以外が問題だったケース

ゲーミングデバイス

Wi-Fiをやめて有線接続にしたのに、ゲームのpingやラグが改善しない。
その場合、原因は「回線」ではなく、ゲーミングPCや宅内環境、ゲーム側にある場合も少なくありません。

この記事では、インターネット回線以外が原因だった実例をもとに、有線でもpingが高くなる代表的なパターンと確認ポイントを整理して紹介します。

有線接続でもpingが高くなるケース

有線接続でもpingが高い場合、原因は大きく分けて「ゲーミングPC側」「ネットワークデバイス」「ゲーム・サーバー側」の3つに分類できます。

ここでは、それぞれのパターンを症状別に整理し、どこから確認すべきかを順番に見ていきます。

ゲーミングPC側が原因の場合

有線接続でもpingが高い場合、まず最初に確認したいのがゲーミングPC側の問題です。回線やルーターに異常がなくても、PC内部の通信処理が不安定だと、遅延やラグとして表面化することがあります。

ここでは、比較的見落とされやすいPC側の要因を中心に、確認すべきポイントを順に整理します。

LANポートやNICの性能・相性

有線接続でもpingが高い場合、ゲーミングPCに搭載されているLANポートやNIC(ネットワークアダプタ)の性能や相性が原因になることがあります。特に、安価なUSB-LANアダプタや古い世代のオンボードLANでは、通信処理が追いつかず遅延が発生することもあります。

また、特定のルーターやONUとの相性問題により、パケットロスやpingの不安定さが出ることも珍しくありません。別のLANポートやUSB-LANアダプタに切り替えて比較することで、PC側が原因かどうかを切り分けやすくなります。

ドライバ異常・OS更新後の不具合

有線接続でもpingが急に高くなった場合、LANドライバの異常やOS更新後の不具合が原因になっているケースもあります。Windowsアップデート後にネットワーク設定が初期化されたり、古いドライバが自動的に適用されて通信が不安定になることは珍しくありません。

特に更新直後からpingが悪化した場合は、LANドライバの再インストールや最新版への更新を確認する価値があります。デバイスマネージャーで状態をチェックし、問題が出る前の状態に戻せるかを確認することも重要です。

バックグラウンド通信の影響

有線接続でもpingが高くなる原因として、バックグラウンドで動作している通信が影響している場合があります。Windows Updateの自動ダウンロードやクラウド同期、ゲームランチャーの更新、配信ソフトや録画ソフトなどが裏で通信を行うと、帯域が圧迫されて遅延が発生しやすくなります。

特にゲーム起動中にpingが上下する場合は、タスクマネージャーで通信量の多いプロセスを確認し、一時的に停止して挙動を比較することで原因を特定しやすくなります。

ネットワークデバイスが原因の場合

ゲーミングPC側に大きな問題が見当たらない場合は、宅内に設置しているネットワークデバイスの状態を確認する必要があります。ルーターやONUは常時稼働しているため、設定や回線自体に問題がなくても、一時的な不安定さがpingの上昇につながることがあります。

ここでは、見落とされやすい宅内機器まわりの原因について、具体的な確認ポイントを整理します。

ルーター・ONUの一時的不安定

有線接続でもpingが高くなる場合、ルーターやONUが一時的に不安定になっていることがあります。長時間の連続稼働により内部処理が滞ったり、ファームウェア更新後に挙動が不安定になるケースは珍しくありません。

また、接続台数の増加や夜間の負荷変動が重なると、宅内機器側で遅延が発生することもあります。再起動で一時的に改善する場合は、機器側の不安定さが原因の可能性が高く、発生頻度や時間帯を確認することで突き止めやすくなります。

LANケーブル・接続ポートの問題

有線接続でもpingが高い場合、LANケーブルや接続ポートの不具合が原因になっていることがあります。ケーブルの規格が古い、内部断線が起きている、コネクタ部分の接触が不安定といった状態では、通信速度は出ていても遅延やパケットロスが発生することがあります。

また、ルーターやゲーミングPC側のLANポート自体が劣化している場合もあります。別のLANケーブルや別ポートに差し替えて挙動を比較すると、物理的な問題かどうかを判断しやすくなります。

ゲーム側・サーバー側が原因の場合

ゲーミングPCや使用中のネットワークデバイスに大きな問題が見当たらない場合、原因はゲーム側や接続先サーバーにある可能性も考えられます。特定のタイトルや時間帯でのみpingが高くなる場合は、通信経路やサーバー負荷の影響を受けているケースがあります。

ここでは、ユーザー側では気づきにくいゲーム・サーバー起因の代表的なパターンを整理します。

特定のゲーム・時間帯だけpingが高い

有線接続でも、特定のゲームや時間帯だけpingが高くなる場合は、サーバー側の混雑や通信経路の影響が考えられます。夜間や週末など利用者が集中する時間帯は、サーバー負荷が上がり遅延が発生しやすくなります。

また、同じ回線でもゲームタイトルごとに接続先サーバーや経路が異なるため、別のゲームでは問題が出ないケースもあります。発生する時間帯やタイトルを整理して確認すると、ユーザー環境以外が原因かどうかを判断しやすくなります。

地域サーバーが意図せず切り替わっている

有線接続でもpingが高い場合、ゲームの接続先である地域サーバーが意図せず切り替わっているケースがあります。

アップデートやマッチング仕様の変更により、本来近いはずの国内サーバーではなく、海外サーバーへ接続されてしまうことも珍しくありません。この状態では回線やPCに問題がなくてもpingが大きく上昇します。ゲーム内設定や表示されているサーバー情報を確認し、発生条件を把握することが重要です。

なお、通信経路そのものを最適化・改善する手段として、ExitLagのようなツールを使って挙動確認する方法もありますので、詳しくは下記の記事を確認してください。

回線を疑う前に考えておきたいこと

有線接続でもpingが高い状態が続くと、ネットワーク回線自体を疑いたくなりますが、すぐに結論を出すのは早い場合があります。原因が特定できていないまま回線を変更しても、環境によっては改善しないケースもあります。

ここでは、ネットワーク回線を疑う前に一度整理しておきたい判断ポイントを確認します。

有線・無線・PCを変えても変化がない場合

有線・無線の接続方法を切り替え、別のゲーミングPCやデバイスを使ってもpingに変化がない場合は、個々の機器ではなく通信経路全体に共通する要因を疑う必要があります。この状態では、宅内環境や一時的な不具合の可能性は低く、時間帯や接続先による影響が出ていないかを確認することが重要です。

発生条件を整理し、どの環境でも同じ症状が出るかを把握することで、次に取るべき対応を判断しやすくなります。

毎日ではなく特定条件でのみ悪化する場合

毎日常にpingが高いわけではなく、特定の条件下でのみ悪化する場合は、恒常的なネットワーク回線トラブルではない可能性が高くなります。たとえば夜間や週末だけpingが上がる、特定のゲームモードやマッチ開始時にだけ遅延が出るといったケースです。

このような場合、利用者増加によるサーバー負荷や通信経路の混雑が影響していることがあります。発生する時間帯や状況を記録しておくことで、原因を突き止めやすくなります。

まとめ|回線を疑う前に確認しておきたいポイント

有線接続でもpingが高い場合、原因は必ずしも回線そのものとは限りません。ゲーミングPC側の通信処理、ネットワークデバイスの一時的不安定、ゲームやサーバー側の挙動など、回線以外に確認すべきポイントは多く存在します。

特に、条件によって症状が変わる場合や、環境を変えても改善しない場合は、発生パターンを整理しながら切り分けることが重要です。回線を疑う前に一つずつ確認することで、無駄な設定変更や契約変更を避け、原因に近づきやすくなります。

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