【Soundcore Liberty Air 2 Pro レビュー】高音質で高機能のコスパ最強イヤホン。AirPods Proとも比較!

周辺機器

最近は様々な種類のワイヤレスイヤホンが発売され、ヘッドホンよりもイヤホンの方が好みという方も少なくはないと思います。イヤホンなどのオーディオ機器1つで音楽が生み出してくれる世界観は大きく変化します。今回は爆発的な人気を得たAnkerのSoundcore Liberty Air 2 Proを約11ヶ月間使用してレビューします。

Soundcore Liberty Air 2 Proはこんな方にオススメ!

・1万円代でコスパが1番良い物をお探しの方
ノイズキャンセリング搭載
高音質で特に重低音を求めている方
通話などでも活用したい方
・雨を全く気にしない防水(IPX4)以上の物
最大24時間以上使える物
・カラーがもしくは

同梱物

 

 

・イヤホン本体
・イヤホンケース
・イヤホンケー
・充電ケーブル(Type C)
・説明書
・保証書

スペック詳細

・イヤホンとケースの重さ:約62g
・Bluetooth5.0対応
・ウルトラノイズキャンセリング
・外音取り込み
・ワイヤレス充電対応
・IPX4防水規格
・最大26時間音楽再生
・HearID機能
・専用アプリに対応

それぞれの詳しい情報は後程説明しますが、これらは安くても2万円はするイヤホンに搭載される機能ばかりです。

本体

※画像をクリック・タップすると高画質で表示されます。

イヤホンは黒を基調をとしたデザインで、AppleのAirPodsの様なツルツルとした光沢のある素材とは違い、マット感があります。表面はグレーでSoundcoreとロゴが記載されています。

このイヤホンは片耳だけでも使用できます

ケース

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ケースも黒を基調をとしたデザインでマット感がある素材となっています。

大きさはおよそ幅60mm×高60mm×厚み30mmです。小さい手のひらサイズでポケットに入れて気軽に持ち運べます。ケース上部には充電コネクターがあり、TypeCケーブルで充電する事も出来ますし、ワイヤレス充電器の上に置くだけで充電する事も出来ます。

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ケースを上にスライドする事で中を開ける事が出来ます。中には磁石がありイヤホンをスッポリと収納する事が出来るので、「ケース内部でイヤホンがズレて充電できていなかった」様な事は起こりません。

イヤーチップ・装着感

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イヤーチップはシリコン製で、開封した際はイヤホンにMサイズのイヤーチップが装着されています。さらに付属品としてXXXS、XXS、XS、S、M+、L、L+、XLサイズが付いており、全9種類のサイズから自分の耳のサイズに合ったイヤーチップを選ぶ事で優れたフィット感を味わう事ができます。

頭を大きく振った際も落ちる心配がないのでランニングなどのトレーニングにも最適です。

専用アプリ:Soundcore

このイヤホンにはSoundcoreという専用アプリがあり、イヤホンを自分好みに設定する事が出来ます。設定はとても幅広く音質やシチュエーションに応じたノイズキャンセリングなどの基本的な設定はこのアプリを通じて行います。Apple製品のAppStoreやAndoroidのGooglePlayから無料でインストールできます。

音質

全体的に¥12,980と考えられない音を出してくれ、2万円でも納得してしまいます。音質はアプリで自分好みに調整できるので、幅広いユーザーが理想的な音を聴く事が出来ます。

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アプリにはプリセットとして様々な音質に変更する事が出来ます。例えばクラシック曲のための「クラシック」や「ロック」、重低音を強めたい方の「ベースブースター」など22種類があります。

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プリセットだけでも十分ですが、マニュアルで更に細かい音質の調整をすることが可能です。これだけあれば必ず理想の音質に設定する事が出来ます。

マイク

 

※写真:Anker販売ページより

このイヤホンには3つのマイクが上部、下部、内側に搭載されており、周りのノイズをかなり抑えてくれるのます。これによりクリアな声を通話相手に届ける事が出来るので、車内や人通りの多い場所でも気にせず通話する事が出来ます。

ノイズキャンセリング

ノイズキャンセリングは電車などの外の騒音を消してくれる非常に優れた機能です。オンとオフでは世界観が違い、外出先でも音楽を楽しみたい方には必須機能です。

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このイヤホンはシチュエーション別でノイズキャンセリングを選択する事で、より適切な調整で騒音を消してくれます。モードは交通機関、屋内、屋外の3種類があり、カスタムではノイズキャンセリングの強さを調整する事が出来ます。実際に電車やカフェで使用しましたが、ノイズキャンセリングの強さを最大にすると、かなり雑音を遮断しれくれます。耳栓代わりにイヤホンを付けてノイズキャンセリングをオンにするだけでも凄く快適に過ごす事が出来ます。

外音取り込み

外音取り込みはその名の通り、外の音をイヤホンに音楽と一緒に取り込んでくれます。

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このモードは全ての外音と音声フォーカスの2種類があります。

全ての外音:外に出歩く際に車や信号機の音、後ろから来る自転車などが聞こえる為、イヤホンで音楽を聴きながらでも安全に出歩く事が出来るので非常に便利な機能です。車内アナウンスも聞こえるので降り忘れなどは問題ありません。

音声フォーカス:イヤホンを付けながら会話が出来る様なモードですが、普通の会話ではかなり籠って聞こるので、日常生活で使うのは少し厳しいと感じました。全ての外音に比べ、雑音はかなり聞こえないですが、街中での会話や車内アナウンスが少し籠って聞こえます。

動画視聴やゲームでの遅延・音ズレは? (Bluetooth5.0)

 

Youtube、Netflix、Amazon Prime Videoなどの動画視聴サービスで使用しましたが遅延などは全く感じませんでした。Lineのビデオ通話やZoomでも同様に音のズレはなかったです。音がそこまで重要ではないライトゲームでは問題ないですが、FPSやリズムゲームでは若干の音ズレがあるので、使用はかなり厳しいです。ゲームにおいて発生する音のズレはこのワイヤレスイヤホンに限らず、ワイヤレスイヤホン全般に言える事なので特に気にする必要はない思います

HearID機能

 

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この機能はユーザーの耳に合わせた音に設定してくれる機能です。年齢などによって小さい音の聞こえやすさは大きく変化していきます。よく言われるのがモスキート音などで耳の年齢チャックがありますよね。このHearID機能はそのようなユーザーが聞こえにくいとされる音を見つけ出し、その音をユーザーが聞こえるように強調してくれます。これにより音楽を更に楽しめることが出来ます。

テストは約3分程度で再テストも簡単に行えます。

防水:IPX4

IPX4と聞いてもどのくらいの防水機能を兼ね備えているのかピンと来ない方が多いと思います。IPX4は「いかなる方向からの水の飛沫によっても有害な影響を受けない」となっており、これは即ち多少の雨が掛かっても直接的な故障に繋がらないという事です。普段の使用や外でのトレーニングは問題ないです。

AirPods Proと比較

Soundcore Liberty Air 2 ProとAirPods Proのどちらを買おうか迷っている方もいるのではないのでしょうか?

スペック比較
Soundcore Liberty Air 2 ProAirPods Pro
価格¥12,980¥30,000
最大使用可能時間7時間(イヤホン本体のみ)

26時間(充電ケース使用時)

4.5時間(イヤホン本体のみ)

24時間(充電ケース使用時)

Bluetooth5.0対応5.0対応
ノイズキャンセリングありあり
外音取り込みありあり
防水規格IPX4耐水(IPX4相当)
ワイヤレス充電対応対応
イコライザー設定アプリで可能iPhoneの設定画面から可能

音質比較

音質はどちらもかなり良い勝負をしています。イヤホンとは言えどちらも得意・不得意な音域をもっています。重低音はSoundcore Liberty Air 2 Proの方が強く、心地よい音を出してくれます。しかし、全体を見るとAirPods Proの方はより立体的な音を出してくれるので、全体的な音質だけではAirpods Proの方が上かもしれません。

重低音などを楽しみたい方は断然Soundcore Liberty Air 2 Proがオススメです。

クラシックなどの落ち着いたフラットな曲を聴きたい方はAirpods Proがオススメです。

Soundcore Liberty Air 2 Proの音質設定次第でAirPods Proの音質に近づける事も十分可能です。私は重低音がかなり好みなので外で音楽を聞く際はSoundcore Liberty Air 2 Proを使用しています。

マイクの音質

マイクの音質に大きな違いは感じませんでしたが、AirPods Proの方が周りのノイズを軽減し、より自分の声を拾ってくるといった印象です。

ノイズキャンセリング

性能はAirPods Proに劣るものの、かなりいい勝負をしているように感じます。車内やスーパーなどで違いを比べてみましたが、AirPods Proの方が少しだけノイズを軽減している様な印象もありました。しかし、価格の差を考えるとSoundcore Liberty Air 2 Proのノイズキャンセリングは非常に優れています。

外音取り込み

Soundcore Liberty Air 2 Proの外音取り込みは籠って聞こえましたが、AirPods Proは会話などは聞こえやすかったです。どちらもマイクから拾った後なので、イヤホンをしてない時かの様な音質とは言い難いです。

まとめ

Soundcore Liberty Air 2 Proはイコライザーで自分好みの音質に調整する事でき、ノイズキャンセリングで使用シーンを選択する事によって、外出先でも音楽の世界に溶け込むことが出来ます。防水機能も兼ね備えており、全9種類のイヤーチップから自分の耳のサイズに合った物を選ぶ事で、イヤホンがズレたり落ちる事がないので、雨の日やトレーニングでも心配せずに使用する事が出来ます。AirPods Proとの比較では、最大使用可能時間はSoundcore Liberty Air 2 Proの方が優れており、Soundcore Liberty Air 2 Proは少なくともAirPods Proの8割程度の性能を持っています。

この様な事からSoundcore Liberty Air 2 Proは値段以上の性能を備えており、1万円代のワイヤレスイヤホンとしては「コストパフォーマンス最強」っと言っても良いでしょう。

この記事が少しでも参考になりましたら幸いです。

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