Twitterを見ていただいてる方なら分かると思うんですが、つい最近デスクトップPCをもう1台サブ機として導入しました。メインPCだけでも十分なのですが、処理の関係で使いたいときに使えない事が多々ありました。ノートPCでもいいんですけど、やはりいまいちなんですよねー。今回は私が組んだサブPCをベースに10万円代で作るゲーミングPC: AMD版を紹介します。
目的: コスパが良く、長く使えるPC
自作PCのメリット
自作PCのデメリット
パソコンの使い方が少し分かる方ならほぼ問題ないです。あとはやっていけばなぜか勝手に詳しくなります。
CPU
Ryzen 3600
CPUは人間でいう「脳」に当たる部分です。Ryzen3600は26,644円という価格でありながら、Corei7-9700k(43,202円)に少し劣る性能というコストパフォーマンス抜群の製品となっています。処理速度も必要上全く問題ないどころか、快適に使えます。
※更に詳しく知りたい方は公式サイトや比較ページを見てください。
CPUファン
CPUファンはRyzen 3600について来ます!十分冷えるので他の物を買う必要ありません!
CPUグリス
Kryonaut(通称:熊グリス)
CPUグリスは簡単に言うと粘土みたいな物で、CPUとCPUファンの間に挟み、CPUの熱をCPUファンに送り、より効率よく熱を逃す役割を果たします。Ryzen 3600に付属されているCPUファンにもCPUグリスが塗られていますが、使用していくうちに硬くなり、使い物にならなくなるので拭き取って、別で購入したグリスを塗るとよいでしょう。Kryonautは有名高性能グリスの1つで、高い温度でも十分に熱をCPUファンに伝えてくれます。
GPU
GTX1660 Super
GPUは簡単に言うと表現力。映像の処理を行うもので、ゲームなどでは重要となるパーツです。グラフィックボードにはGeforceのRTXやGTX, AMD Radeon のRxなど様々な種類があります。この中で今一番コスパが良いとされているのがGTX 1660Superとなります。上位グレードのGTX1080やRTX2070~などがありますが、ゲームを超フル画質でやる事はないので、現段階ではGTX1660 Superで問題ないでしょう。144 FPSもでればOKです。
メモリー
オススメはCORSAIR DDR4-2666MHz(16GB)
メモリーは良く「机の広さ」として例えられます。ゲームをする方であれば16GBだと、ゲーム中に検索したり攻略サイトを見ても固まりません。8GBだと少し足りない気もするので基本的には16GBが良いでしょう。
メモリーを安く買うには?
CPUとメモリーをセットで買うと安くなることがあるのですが、安いメモリーだと簡単に壊れてしまったりします。私はCorsairのメモリー(32GB)を基本使っていますが壊れたことは今の所ありません。
ストレージ(容量)
ストレージは簡単に言うと「カバン」です。ストレージが大きければ大きいほど沢山のファイルが入ります。ストレージにも種類があり
読み込み速度 | 価格 | |
M.2 SSD | 速い、最強 | 高い |
SSD | HDDに比べ速い | 中間 |
HDD | 遅い | 安い |
M.2 SSDはとにかく読み込み速度が早いので、OS(Windows10)をそこに入れる事によって、パソコンの立ち上がりも直ぐに行えます。
私のおすすめは M.2 SSD (250GB) と SSD (1TB) の組み合わせ。 もしくは M.2 SSD (250GB) と HDD (2TB) の組み合わせです。ストレージは後からでも簡単に追加できるので、様子見でいいと思います。
マザーボード
マザーボードは簡単に言うと「神経」です。主にATX, Mini-ATXなどの種類があり、今回は拡張性でこのATXのマザーボードにしました。こちらは有線接続のみに対応しており、bluetoothとWi-Fiは使用できません。しかしご安心ください、次に行きます。
無線LAN カード
Wi-FiやBluetoothが必要な方は、これで機能を拡張する必要があります。取り付けは簡単で、特殊な設定もなく誰でも簡単に使えます。
電源
電源はとても重要です。オススメはこちらの2つの550wですが、価格に大きな差があります。この差は電力変換効率の性能です。スタンダード<ブロンズ<シルバー<ゴールド<プラチナ<チタンとい種類があり、上のANTEC製電源はブロンズで、下のCorsair製の電源はゴールドです。私はゴールドを使っていますが、お財布と相談しながらお選びください。
ケース
コスパ最強PCケースメーカーと言えば、Thermaltake。ほんといつもお世話になっています。こちらのモデルは中がアクリルで見えるため、カッコいい見せるPCを作りたい方にもオススメです。
OS: Windows 10 Home
Amazonだとかなり高いです。価格.comなので最安のお店で購入しましょう!!
合計価格
(1/08/2021調べ)
商品名 | 価格 |
CPU: Ryzen 3600 | 26,644円 |
CPUグリス: Kryonaut | 719円 |
GPU: GTX1660 Super | 32,000円 |
メモリー: DDR4-2666MHz(16GB) | 8,281円 |
ストレージ: M.2 SSD(250GB) | 6,848円 |
ストレージ: HDD(2TB) | 6,688円 |
マザーボード: MSI B450 | 8,061円 |
無線カード | 5,742円 |
電源: ANTEC 550w | 5,282円 |
ケース: Thermaltake Versa H26 | 4,400円 |
OS: Windows10 Home | 12,480円 |
合計(税込み) | 117,145円 |
えっ、安すぎる..
Wi-FiやBluetoothを使わない場合は無線カードが必要ないため、11万円で組む事が出来ます。カスタマイズ製も踏まえ、ミドルスペックでこの価格であれば十分すぎるでしょう。
まとめ
DパラやP工房で買うBTOパソコンよりもかなり安く、良いパソコンが仕上がると思います。今回紹介した組み合わせ以外にも多くの組み合わせがあるので、自分の使用用途に合った自作パソコンパーツを選びましょう!
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