今回は以前紹介した「【コスパ重視】予算10万円で作るゲーミングPC: AMD」に続いた第2弾モデルを紹介します。第1段ではCPUをAMD製品を使っていましたが、今回はintel製品を使います。intelが最新CPUを発売したことにより、相場が変動したためです。外出しづらい時期だからこそ「低価格でPCゲームを楽しみたい」そんな方の参考になればいいなと思ってます。
目的: コスパが良く、長く使えるPC
自作PCのメリット
自作PCのデメリット
パソコンの使い方が少し分かる方ならほぼ問題ないです。あとはやっていけばなぜか勝手に詳しくなります。
目次
CPU
Core i5:10400F
CPUは人間でいう「脳」に当たる部分です。以前はRyzen5 3600を紹介していましたが、今回はCore i5:10400Fを使います。Ryzen5 3600は25,480円ですが、Core i5:10400Fは17,615円っと約8,000円も安いです。CPU性能などが分かるベンチマークを見ると、Ryzen5 3600の方がCore i5:10400Fよりも微妙に上ですが、ゲーム用途で使用するとCore i5:10400Fの方が少し高いスコアが出ています。このことから、ゲームシーンではシングルコアが重要となってくるようです。
※更に詳しく知りたい方は公式サイトや比較ページを見てください。
CPUファン
虎徹 Mark II
CPUは発熱する為、冷却用のファンが必要となります。今回はサイズの人気CPUクーラー、「虎徹 Mark II」を使用します。この製品はコスパ最強でとにかく安くて良く冷えます。音もかなり静かで、メンテナンスや取り付けも簡単な為、選ぶのに迷ったらこれ一択っと言っても過言ではないでしょう。
CPUグリス
Kryonaut(通称:熊グリス)
CPUグリスは簡単に言うと粘土みたいな物で、CPUとCPUファンの間に挟み、CPUの熱をCPUファンに送り、より効率よく熱を逃す役割を果たします。CPUグリスは重要で、CPUの温度が20度の差も生まれる事もあります。Kryonautは有名高性能グリスの1つで、高い温度でも十分に熱をCPUファンに伝えてくれます。
GPU
GTX1660 Super
GPUは簡単に言うと表現力。映像の処理を行うもので、ゲームなどでは重要となるパーツです。グラフィックボードにはGeforceのRTXやGTX, AMD Radeon のRxなど様々な種類があります。この中で今一番コスパが良いとされているのがGTX 1660Superとなります。上位グレードのGTX1080やRTX2070~などがありますが、ゲームを超フル画質でやる事はないので、現段階ではGTX1660 Superで問題ないでしょう。144 FPSもでればOKです。
メモリー
オススメはCORSAIR DDR4-2666MHz(16GB)
メモリーは良く「机の広さ」として例えられます。ゲームをする方であれば16GBだと、ゲーム中に検索したり攻略サイトを見ても固まりません。8GBだと少し足りない気もするので基本的には16GBが良いでしょう。
メモリーを安く買うには?
CPUとメモリーをセットで買うと安くなることがあるのですが、安いメモリーだと簡単に壊れてしまったりします。私はCorsairのメモリー(32GB)を基本使っていますが壊れたことは今の所ありません。
ストレージ(容量)
ストレージは簡単に言うと「カバン」です。ストレージが大きければ大きいほど沢山のファイルが入ります。ストレージにも種類があり
読み込み速度 | 価格 | |
M.2 SSD | 速い、最強 | 高い |
SSD | HDDに比べ速い | 中間 |
HDD | 遅い | 安い |
M.2 SSDはとにかく読み込み速度が早いので、OS(Windows10)をそこに入れる事によって、パソコンの立ち上がりも直ぐに行えます。
私のおすすめは M.2 SSD (250GB) と SSD (1TB) の組み合わせ。 もしくは M.2 SSD (250GB) と HDD (2TB) の組み合わせです。ストレージは後からでも簡単に追加できるので、様子見でいいと思います。
マザーボード
マザーボードは簡単に言うと「神経」です。主にATX, Mini-ATXなどの種類があり、今回はMicro-ATXのマザーボードにしました。こちらは有線接続のみに対応しており、bluetoothとWi-Fiは使用できません。しかしご安心ください、次に行きます。
無線LAN カード
Wi-FiやBluetoothが必要な方は、これで機能を拡張する必要があります。取り付けは簡単で、特殊な設定もなく誰でも簡単に使えます。電波もかなり広範囲で受信できるため、私も愛用しています。
電源
電源はとても重要です。オススメはこちらの2つの550wですが、価格に大きな差があります。この差は電力変換効率の性能です。スタンダード<ブロンズ<シルバー<ゴールド<プラチナ<チタンとい種類があり、上のANTEC製電源はブロンズで、下のCorsair製の電源はゴールドです。私はゴールドを使っていますが、お財布と相談しながらお選びください。
ケース
コスパ最強PCケースメーカーと言えば、Thermaltake。ほんといつもお世話になっています。こちらのモデルは中がアクリルで見えるため、カッコいい見せるPCを作りたい方にもオススメです。
OS: Windows 10 Home
Amazonだとかなり高いです。価格.comなので最安のお店で購入しましょう!!
価格.COM: Winows 10 Homeを見る
合計価格
(02/08/2020調べ)
商品名 | 価格 |
CPU:Core i5:10400F | 17,615円 |
CPUファン: 虎徹 Mark II | 3,864円 |
CPUグリス: Kryonaut | 719円 |
GPU: GTX1660 Super | 32,000円 |
メモリー: DDR4-2666MHz(16GB) | 8,281円 |
ストレージ: M.2 SSD(250GB) | 6,848円 |
ストレージ: HDD(2TB) | 6,688円 |
マザーボード: ASRock B460 | 9,973円 |
無線カード | 5,742円 |
電源: ANTEC 550w | 5,282円 |
ケース: Thermaltake Versa H26 | 2,936円 |
OS: Windows10 Home | 12,480円 |
合計(税込み) | 112,428円 |
えっ、安すぎる..
Wi-FiやBluetoothを使わない場合は無線カードが必要ないため、10万円代で組む事が出来ます。カスタマイズ製も踏まえ、ミドルスペックでこの価格であれば十分すぎるでしょう。
まとめ
DパラやP工房で買うBTOパソコンよりもかなり安く、良いパソコンが仕上がると思います。今回紹介した組み合わせ以外にも多くの組み合わせがあるので、自分の使用用途に合った自作パソコンパーツを選びましょう!
コメント
[…] […]