日常に欠かせない存在となっているインターネット、データダウンロードなどの読み込みにいつまでも時間が掛かってしまうとストレスを感じる方も少なくはないと思います。今回は今注目を集めているコストパフォーマンス抜群の多機能ルーターTP-Link製のArcher AX4800をご紹介します。
目次
AX4800への買い替えはこんな方にお勧め
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・コストパフォーマンス重視
・数年前のルーターを使っている
・必要十分なインターネット回線の契約をしているのに読み込みが遅い
・時々インターネット接続が切れる
・セキュリティ面への懸念
・長く使いたい
このいずれかに当てはまる方にはAX4800は打ってつけであり、使用して性能などに不満を抱える事はほぼないと言って良いです。
AX4800の特徴や性能
最大速度が4234Mbps、同時接続台数は80台
※写真:TP-Link販売ページより
5GHzの場合は4234Mbps、2.4GHzの場合は574Mbpsと1万円代のルーターとは思えない高速な通信速度を実現しています。速度が速い早いインターネット回線を提供していることで人気なNURO光では、最大2000Mbps(2Gbps)のため、このAX4800で十分補うことができます。更に同時に約80台の接続が可能なので、まず家庭で使用するには全く問題ないです。
5GHz、2.4GHzとは?
無線電波の帯域のことです。
5GHz: 高速な通信が可能ですが壁などの障害物に弱く、ルーターとの距離が遠ければ電波が届きません。
2.4GHz: 電波は遠くまで届きますが、5GHzに比べて通信速度が遅いです。
電波がより高速・広範囲に届く
この製品には安定した電波がより広範囲に届くよう、様々な技術が備わっています。
※写真:TP-Link販売ページより
Wi-Fi6:Wi-Fiの規格(4,5,6)であり、Wi-Fi6は最新の技術です。Wi-Fi6に対応する事で、より高速な通信をすることができ、同時に複数のデバイスを接続しても、安定した回線を使用する事ができます。
ビームフォーミング技術を採用:電波を特定の方向に向けて送信する事ができます。例えば、寝室などにアンテナを向ける事で、安定した電波を送受信する事ができます。
4T4R(4送信4受信):6本のアンテナで通信の高速化を図り、電波が届かない場所を少なくすることが出来ます。例えば、2本のアンテナで2分割してデータを送受信していたのに対し、6本のアンテナにより6分割してデータを送受信する事で、データをより小さくし通信の高速化に繋がります。
WPA3とHomeShieldで抜群なセキュリティ
WPA3とは最新の暗号化方式であり、WPA、WPA2では暗号化の強度が弱く解読され、結果として情報漏洩に繋がってしまいます。そのため2018年中旬以降は強度が高いWPA3の使用が進められています。
※写真:TP-Link販売ページより
・HomeShield
セキュリティのトップ企業であるAviraが提供するセキュリティーサービスです。HomeShieldは無償で使用でき、接続されている端末が不正にアクセスを行った際にブロックし、サイバー攻撃などから端末を保護します。WPA3だけでも安心ですがHomeShieldがあることでより安心してインターネットを使用できます。
・HomeShield Pro
HomeShieldからHomeShield Proにアップグレードすることで危険なウェブサイトを前もってブロックするなど更に様々な機能利用できます。月額650円(ios)/640円(Android)で利用できます。(※HomeShield Proの料金は為替レートなどの影響により変動する場合があります。)
アプリで簡単設定
※写真:TP-Link販売ページより
TP-Linkのアプリ、「Tether」を使えば、インターネット・ルータに詳しくない方でも簡単に設定する事ができます。アプリを開くと分かりやすい順番に設定方法が表示され、アプリ内の説明に従う事でめんどくさい設定も数分で完了し、すぐにインターネット・Wi-Fi使用する事ができます。
コストパフォーマンス・他社製品と比較
先ほど説明した特徴や性能を含め、なぜこの製品がコストパフォーマンス最強と言えるのかを、他社の製品と比較していきたいと思います。
TUF-AX5400
WSR-5400AX6S/NMB
WXR-5700AX7S/N1(10GbEポート搭載も搭載)
この辺りの製品がAX4800と似たようなスペックを持っています。ご覧の通り通信速度が4000Mbps以上の物は、基本的に\15,000以上します。搭載されているCPU等の関係を踏まえた上でも、AX4800の¥11,600と言う価格はかなり魅力的であり、コストパフォーマンスは最強と言っても良いでしょう。
取り付け方法
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箱を開けるとこの様にルーターにはカバーがされており、その下にケーブルや書類が入っています。
同梱物
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・本体
・電源ケーブル
・LANケーブル(80cmほど)
・書類(取り扱い説明書、保証書)
外見・形
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マッド感がある見た目で、最大の特徴は6本のアンテナです。基本的には横置きですが、追加で購入するスタンドで縦置きをすることで、よりコンパクトに設置する事ができます。
WANポートは1つ、LANポートは4つです。
設置方法
Tetherをインストールします。
iPhone・iPad: APP Store
Android: Google Play Sotre
1.まずモデムの電源ケーブルを抜きます。
2.次にモデムにLANケーブを挿し、AX4800のWANポート(青色)に接続します。そしてモデムの電源を入れ2分間待ちます。
3.次にAX4800の電源ケーブを接続し、電源ボタンを押して電源を入れます。
設定方法(アプリ)
1.スマートフォンの設定を開き、AX4800のWi-Fiに接続します。
2.「TP-Link」から始まるWi-FiがAX4800です。パスワードを入れて接続します。ここでインターネット接続無しと表示されることがありますが、無視して大丈夫です。
3.Tetherを開きます。開くとアカウントへのログインがあります。TP-Link IDのアカウントをお持ちでない方は、ここで「サインアップ」をタップしアカウントを作成します。
4.ルータ管理用パスワードの作成。このパスワードはルータの詳細設定(Wi-Fi名やパスワードなど)を変更する際に必要となります。メモをして大切に保管しましょう。
5.これ以降は契約しているプロバイダー(インターネット会社)によります。分かりやすい手順が表示されるため、これ以降の説明を控えます。特に分からない事がありましたら、アプリ内下の「自動検出」を押すと自動で適切な設定を行ってくれます。
TP-Link:サポートセンター問い合わせ

電話サポート:【受付時間】
平日9:00~18:00、土日祝10:00〜18:00
固定電話:0120-095-156 (通話料無料)
携帯電話:0570-066-881 (ナビダイヤル)
まとめ
Archer AX4800は高速な通信が可能であり、広範囲で安定した回線を送受信し、セキュリティ面でも揺るぎない高性能を持っていながらも、¥11,600で購入できる非常にコストパフォーマンスが高い製品となっています。更にセキュリティ面では希望に応じてHomeShield Proにアップグレードする事ができるので、安心してインターネットを使用する事ができます。ルータの購入を検討中の方や迷っている方、インターネットの設定を簡単に行いたい方にAX4800は特にオススメです。
他にも様々なデバイスを紹介していますので、少しでも参考になれば幸いです。
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